評判のWavesのSSLコンソールのプラグインを挿してみた


何やら検索するとすこぶる評判が良い、WavesSSL E-channelというプラグイン。
色んな名盤に使われたSSL 4000というコンソールの名機をシミュレートしたもので、
何やらこれを通すだけで、音が暖かくなるという。ほんまかいな。

で、先日、このプラグインが入った“Studio Classics Collection”なる詰め合わせセットがセールになってたので、思い切って買ってみました。

というわけで、早速、プリプロ用の音源に挿してみました。

全楽器に挿さってます。
わかりやすく、「ピアノ→歌→ギター(左ch)→オルガン(右ch)→ベース&ドラム」と順番に楽器が増えていく構成です。
というか、このプラグインを試す為に、さっきダビングしました。

さて、比較の為に、このプラグインを全て外してみました。

うーむ、渋い…


Studio One2でMIDIコントローラを使えるようにする


メニューバーのStudion One>オプション>外部デバイスで「デバイスを追加」ウィンドウを開きます。

接続したMIDIコントローラの名前が左枠のリストにある場合は、選択しましょう。
無ければ、一番上の「新規キーボード」を選択しておきます。

次に、「受信元」の欄で、接続しているMIDIコントローラの名前を選択します。

これで使えるようになります。

 


Studio One2でVSTを追加する方法


前置きですが、Studio Oneは、上位機種である有料版でしかVSTを追加できないようです。
(ただし裏技として、仮想MIDIケーブルを使えば、無料版でも使えるらしいです)

さて、VSTプラグインを追加するには、VSTプラグインがインストールされているフォルダを指定する必要があります。

方法は、下図の様に、メニューバーのStudio One>オプション>ロケーション>VSTプラグイン とクリックし、「追加」ボタンで目当てのVSTプラグインが入っているフォルダを指定すれば可能となります。

ちなみに今回、筆者はWindows 7環境でNative Instruments社のKOMPLETEのVSTプラグイン群を追加したかったので、
Cドライブの中にあるProgram Files(x86)というフォルダのVstPluginsというフォルダを指定しました。
KOMPLETEをデフォルトでインストールした場合、ここにVSTプラグイン群が入っています。


【KONTAKT】オルガン(Vintage Organs)の上下鍵盤のスプリットの設定方法


下の赤枠の部分がスプリットの設定方法です。

4種類選べます。
・KEY SPLIT ・・・ 1段の鍵盤で、半分から上はUPPER、下はLOWERなどと設定したい場合
・MIDI SPLIT・・・MIDI側で、上鍵盤はnチャンネル、下鍵盤はmチャンネル、などと設定したい時
・UPPER・・・右側のUPPERのドローバー設定の音が出ます。
・LOWER・・・左側のLOWERのドローバー設定の音が出ます。

KEY SPLIT、またはMIDI SPLITは、オルガン音源の下にある「Settings」タブで設定します。
KEY SPLITは、デフォルトはC3になってます。中央のドという意味です。

MIDI SPLITを選ぶ場合は、
下図の赤枠、MIDIの受信チャンネルをomni にして、
水色の枠、MIDI CHANNNELの中の数字を変更してください。


【FL Studio】MIDIコントローラのツマミでKONTAKTの音源を操作


(1)MIDIコントローラでリアルタイムに操作する

例えば、KONTAKTのオルガン音源Vintage Organsの「音量の増減」(SWELL)と「レスリーの回転速度の切り替え」(ROTATOR)を、MIDIコントローラを使って行いたいとします。

まずKONTAKTでオルガン音源を立ち上げます。

オルガン音源で操作したいのは、レスリー(左の赤丸)と音量(右の赤丸)です。

FL Studioの「Kontakt ジェネレータ」ウィンドウ(要するにKONTAKTの画面)の左上のメニューから、ブラウズ・パラメータをクリックします

この状態で、レスリー(ROTATOR)または音量(SWELL)のスイッチをクリックすると、下図の様に、
クリックされたパラメータが右にインデントされます。

下図ではレスリーのスイッチをクリックした所です。
#008がインデントされたので、この番号に「レスリーの切り替え」が割り当てられてる、ということが判ります。

続いて、このインデントされた行を右クリックし、ポップアップメニューからLink to Controller をクリックします。
すると、下図の様なウィンドウが現れます。この時点で、MIDIコントローラの任意のツマミを触ると、ウィンドウは自動的に閉じられ、ツマミが目的のパラメータに割り当てられます

これで、ツマミを割り当てることができました。
以上で、終了です。

・・・・と言いたいところですが、ひとつ注意点が。

私がハマったのですが、このまま演奏をリアルタイム録音しても、ツマミの情報が記録されない時があります。
その場合は、録音ボタンを右クリックして、「Automation」にチェックが付いているかを確認してください。

(2)ピアノロールでオートメーションを編集する

さて、このオートメーションをピアノロールで編集したい時
まず、ファンクションキーのF7を押すなどして、ピアノロールのウィンドウを表示させます。
続いて、先ほどのブラウザ・パラメータの編集したい番号を右クリックして、
開いたポップアップメニューからEdit events in piano roll をクリックします。

これもハマったのですが、
もしピアノロールのウィンドウにオートメーションの内容が表示されない場合は、
すでにチェックが付いていても構わずに、編集したい項目をクリックしてください。

 


KONTAKTで音色が読み込めないエラーの対処法


KONTAKTでとある音源を立ち上げようとしたところ、エラーが出て読み込めず、こんなメッセージが出ました。
This patch was generated by a newer version of the application.
Please upgrade your copy to load the patch.

「あなたが選んだ音色は、新しいバージョンのKONTAKTで作られてるから、KONTAKTを最新版にしてくれよ」って感じでしょうか?

というわけで、久々にNative Instrumentsの各種アプリをアップデートするためのアプリ、Service Centerを立ち上げ、KONTAKTの最新バージョンをインストールしました。

こんな感じで、


KONTAKT ~の左側にチェックを入れ、右下のダウンロードボタンを押します。「ダウンロード完了」のメッセージが表示されたら、「インストール」をクリック。これで、インストール完了です。

さて、無事アップデートが完了したので、DAWに戻ってKONTAKTでさっきの音源を立ち上げようとしたところ、なんと、まだ同じメッセージが!

「アップデートしたのに何故!?」と、再び暗雲が立ち込め、その後、原因が判らずに暫くハマりました。
が、最終的には無事解決しました。

原因は、KONTAKTをアップデートしたにも関わらず、DAWが「古い方のKONTAKTのVSTファイル」を呼んでいたからだったようです。

なので、その古い方のKONTAKTを捨てて、新しい方と入れ替えれば解決です。

(解決策)VSTのファイルを新しいファイルに入れ替える

さて、KONTAKTの古い方と新しい方のファイルは、それぞれどこにあるでしょうか?

KONTAKTはVSTiなので、ファイル名に「Kontakt」が付いて、拡張子が「dll」であるファイルが存在するはずです。
そこで、パソコンのファイル検索をしました。検索ワードは「kontakt dll」。すると、出てきました。

どうやら、古い方は「C:\Program Files(x86)\VstPlugins」フォルダに、新しい方は「C:\Program Files\Native Instruments\VstPlugins 32(または64)bit」フォルダに入っているようです。

なので、古い方のKONTAKTのdllファイル3つを、このフォルダ以外のどこか適当なフォルダへ移動させて、新しいKONTAKTのdllファイル3つ(32bitまたは64bit。お使いのWindowsのbitに合わせてください)を古い方のフォルダに移せば、DAWが新しいKONTAKTを読み込むことができるわけです。

ちなみに、古い方のKONTAKTのdllファイル3つは、もう削除しても問題ないとは思いますが、それで万が一何かあっても責任は持てないので、「どこか適当なフォルダへ移動」と表現した次第です。

僕は念のため、古い3つのファイルをZIPで固めて、一応取っておいてあります。必ずしも最新版が信頼できるとは限らないですからね。

というわけで、お試しあれ!