【FL Studio】MIDIコントローラのツマミでKONTAKTの音源を操作


(1)MIDIコントローラでリアルタイムに操作する

例えば、KONTAKTのオルガン音源Vintage Organsの「音量の増減」(SWELL)と「レスリーの回転速度の切り替え」(ROTATOR)を、MIDIコントローラを使って行いたいとします。

まずKONTAKTでオルガン音源を立ち上げます。

オルガン音源で操作したいのは、レスリー(左の赤丸)と音量(右の赤丸)です。

FL Studioの「Kontakt ジェネレータ」ウィンドウ(要するにKONTAKTの画面)の左上のメニューから、ブラウズ・パラメータをクリックします

この状態で、レスリー(ROTATOR)または音量(SWELL)のスイッチをクリックすると、下図の様に、
クリックされたパラメータが右にインデントされます。

下図ではレスリーのスイッチをクリックした所です。
#008がインデントされたので、この番号に「レスリーの切り替え」が割り当てられてる、ということが判ります。

続いて、このインデントされた行を右クリックし、ポップアップメニューからLink to Controller をクリックします。
すると、下図の様なウィンドウが現れます。この時点で、MIDIコントローラの任意のツマミを触ると、ウィンドウは自動的に閉じられ、ツマミが目的のパラメータに割り当てられます

これで、ツマミを割り当てることができました。
以上で、終了です。

・・・・と言いたいところですが、ひとつ注意点が。

私がハマったのですが、このまま演奏をリアルタイム録音しても、ツマミの情報が記録されない時があります。
その場合は、録音ボタンを右クリックして、「Automation」にチェックが付いているかを確認してください。

(2)ピアノロールでオートメーションを編集する

さて、このオートメーションをピアノロールで編集したい時
まず、ファンクションキーのF7を押すなどして、ピアノロールのウィンドウを表示させます。
続いて、先ほどのブラウザ・パラメータの編集したい番号を右クリックして、
開いたポップアップメニューからEdit events in piano roll をクリックします。

これもハマったのですが、
もしピアノロールのウィンドウにオートメーションの内容が表示されない場合は、
すでにチェックが付いていても構わずに、編集したい項目をクリックしてください。