【KONTAKT】オルガン(Vintage Organs)の上下鍵盤のスプリットの設定方法


下の赤枠の部分がスプリットの設定方法です。

4種類選べます。
・KEY SPLIT ・・・ 1段の鍵盤で、半分から上はUPPER、下はLOWERなどと設定したい場合
・MIDI SPLIT・・・MIDI側で、上鍵盤はnチャンネル、下鍵盤はmチャンネル、などと設定したい時
・UPPER・・・右側のUPPERのドローバー設定の音が出ます。
・LOWER・・・左側のLOWERのドローバー設定の音が出ます。

KEY SPLIT、またはMIDI SPLITは、オルガン音源の下にある「Settings」タブで設定します。
KEY SPLITは、デフォルトはC3になってます。中央のドという意味です。

MIDI SPLITを選ぶ場合は、
下図の赤枠、MIDIの受信チャンネルをomni にして、
水色の枠、MIDI CHANNNELの中の数字を変更してください。


【FL Studio】MIDIコントローラのツマミでKONTAKTの音源を操作


(1)MIDIコントローラでリアルタイムに操作する

例えば、KONTAKTのオルガン音源Vintage Organsの「音量の増減」(SWELL)と「レスリーの回転速度の切り替え」(ROTATOR)を、MIDIコントローラを使って行いたいとします。

まずKONTAKTでオルガン音源を立ち上げます。

オルガン音源で操作したいのは、レスリー(左の赤丸)と音量(右の赤丸)です。

FL Studioの「Kontakt ジェネレータ」ウィンドウ(要するにKONTAKTの画面)の左上のメニューから、ブラウズ・パラメータをクリックします

この状態で、レスリー(ROTATOR)または音量(SWELL)のスイッチをクリックすると、下図の様に、
クリックされたパラメータが右にインデントされます。

下図ではレスリーのスイッチをクリックした所です。
#008がインデントされたので、この番号に「レスリーの切り替え」が割り当てられてる、ということが判ります。

続いて、このインデントされた行を右クリックし、ポップアップメニューからLink to Controller をクリックします。
すると、下図の様なウィンドウが現れます。この時点で、MIDIコントローラの任意のツマミを触ると、ウィンドウは自動的に閉じられ、ツマミが目的のパラメータに割り当てられます

これで、ツマミを割り当てることができました。
以上で、終了です。

・・・・と言いたいところですが、ひとつ注意点が。

私がハマったのですが、このまま演奏をリアルタイム録音しても、ツマミの情報が記録されない時があります。
その場合は、録音ボタンを右クリックして、「Automation」にチェックが付いているかを確認してください。

(2)ピアノロールでオートメーションを編集する

さて、このオートメーションをピアノロールで編集したい時
まず、ファンクションキーのF7を押すなどして、ピアノロールのウィンドウを表示させます。
続いて、先ほどのブラウザ・パラメータの編集したい番号を右クリックして、
開いたポップアップメニューからEdit events in piano roll をクリックします。

これもハマったのですが、
もしピアノロールのウィンドウにオートメーションの内容が表示されない場合は、
すでにチェックが付いていても構わずに、編集したい項目をクリックしてください。

 


KONTAKTで音色が読み込めないエラーの対処法


KONTAKTでとある音源を立ち上げようとしたところ、エラーが出て読み込めず、こんなメッセージが出ました。
This patch was generated by a newer version of the application.
Please upgrade your copy to load the patch.

「あなたが選んだ音色は、新しいバージョンのKONTAKTで作られてるから、KONTAKTを最新版にしてくれよ」って感じでしょうか?

というわけで、久々にNative Instrumentsの各種アプリをアップデートするためのアプリ、Service Centerを立ち上げ、KONTAKTの最新バージョンをインストールしました。

こんな感じで、


KONTAKT ~の左側にチェックを入れ、右下のダウンロードボタンを押します。「ダウンロード完了」のメッセージが表示されたら、「インストール」をクリック。これで、インストール完了です。

さて、無事アップデートが完了したので、DAWに戻ってKONTAKTでさっきの音源を立ち上げようとしたところ、なんと、まだ同じメッセージが!

「アップデートしたのに何故!?」と、再び暗雲が立ち込め、その後、原因が判らずに暫くハマりました。
が、最終的には無事解決しました。

原因は、KONTAKTをアップデートしたにも関わらず、DAWが「古い方のKONTAKTのVSTファイル」を呼んでいたからだったようです。

なので、その古い方のKONTAKTを捨てて、新しい方と入れ替えれば解決です。

(解決策)VSTのファイルを新しいファイルに入れ替える

さて、KONTAKTの古い方と新しい方のファイルは、それぞれどこにあるでしょうか?

KONTAKTはVSTiなので、ファイル名に「Kontakt」が付いて、拡張子が「dll」であるファイルが存在するはずです。
そこで、パソコンのファイル検索をしました。検索ワードは「kontakt dll」。すると、出てきました。

どうやら、古い方は「C:\Program Files(x86)\VstPlugins」フォルダに、新しい方は「C:\Program Files\Native Instruments\VstPlugins 32(または64)bit」フォルダに入っているようです。

なので、古い方のKONTAKTのdllファイル3つを、このフォルダ以外のどこか適当なフォルダへ移動させて、新しいKONTAKTのdllファイル3つ(32bitまたは64bit。お使いのWindowsのbitに合わせてください)を古い方のフォルダに移せば、DAWが新しいKONTAKTを読み込むことができるわけです。

ちなみに、古い方のKONTAKTのdllファイル3つは、もう削除しても問題ないとは思いますが、それで万が一何かあっても責任は持てないので、「どこか適当なフォルダへ移動」と表現した次第です。

僕は念のため、古い3つのファイルをZIPで固めて、一応取っておいてあります。必ずしも最新版が信頼できるとは限らないですからね。

というわけで、お試しあれ!