Studio One2でVSTを追加する方法


前置きですが、Studio Oneは、上位機種である有料版でしかVSTを追加できないようです。
(ただし裏技として、仮想MIDIケーブルを使えば、無料版でも使えるらしいです)

さて、VSTプラグインを追加するには、VSTプラグインがインストールされているフォルダを指定する必要があります。

方法は、下図の様に、メニューバーのStudio One>オプション>ロケーション>VSTプラグイン とクリックし、「追加」ボタンで目当てのVSTプラグインが入っているフォルダを指定すれば可能となります。

ちなみに今回、筆者はWindows 7環境でNative Instruments社のKOMPLETEのVSTプラグイン群を追加したかったので、
Cドライブの中にあるProgram Files(x86)というフォルダのVstPluginsというフォルダを指定しました。
KOMPLETEをデフォルトでインストールした場合、ここにVSTプラグイン群が入っています。


【KONTAKT】オルガン(Vintage Organs)の上下鍵盤のスプリットの設定方法


下の赤枠の部分がスプリットの設定方法です。

4種類選べます。
・KEY SPLIT ・・・ 1段の鍵盤で、半分から上はUPPER、下はLOWERなどと設定したい場合
・MIDI SPLIT・・・MIDI側で、上鍵盤はnチャンネル、下鍵盤はmチャンネル、などと設定したい時
・UPPER・・・右側のUPPERのドローバー設定の音が出ます。
・LOWER・・・左側のLOWERのドローバー設定の音が出ます。

KEY SPLIT、またはMIDI SPLITは、オルガン音源の下にある「Settings」タブで設定します。
KEY SPLITは、デフォルトはC3になってます。中央のドという意味です。

MIDI SPLITを選ぶ場合は、
下図の赤枠、MIDIの受信チャンネルをomni にして、
水色の枠、MIDI CHANNNELの中の数字を変更してください。


KONTAKTで音色が読み込めないエラーの対処法


KONTAKTでとある音源を立ち上げようとしたところ、エラーが出て読み込めず、こんなメッセージが出ました。
This patch was generated by a newer version of the application.
Please upgrade your copy to load the patch.

「あなたが選んだ音色は、新しいバージョンのKONTAKTで作られてるから、KONTAKTを最新版にしてくれよ」って感じでしょうか?

というわけで、久々にNative Instrumentsの各種アプリをアップデートするためのアプリ、Service Centerを立ち上げ、KONTAKTの最新バージョンをインストールしました。

こんな感じで、


KONTAKT ~の左側にチェックを入れ、右下のダウンロードボタンを押します。「ダウンロード完了」のメッセージが表示されたら、「インストール」をクリック。これで、インストール完了です。

さて、無事アップデートが完了したので、DAWに戻ってKONTAKTでさっきの音源を立ち上げようとしたところ、なんと、まだ同じメッセージが!

「アップデートしたのに何故!?」と、再び暗雲が立ち込め、その後、原因が判らずに暫くハマりました。
が、最終的には無事解決しました。

原因は、KONTAKTをアップデートしたにも関わらず、DAWが「古い方のKONTAKTのVSTファイル」を呼んでいたからだったようです。

なので、その古い方のKONTAKTを捨てて、新しい方と入れ替えれば解決です。

(解決策)VSTのファイルを新しいファイルに入れ替える

さて、KONTAKTの古い方と新しい方のファイルは、それぞれどこにあるでしょうか?

KONTAKTはVSTiなので、ファイル名に「Kontakt」が付いて、拡張子が「dll」であるファイルが存在するはずです。
そこで、パソコンのファイル検索をしました。検索ワードは「kontakt dll」。すると、出てきました。

どうやら、古い方は「C:\Program Files(x86)\VstPlugins」フォルダに、新しい方は「C:\Program Files\Native Instruments\VstPlugins 32(または64)bit」フォルダに入っているようです。

なので、古い方のKONTAKTのdllファイル3つを、このフォルダ以外のどこか適当なフォルダへ移動させて、新しいKONTAKTのdllファイル3つ(32bitまたは64bit。お使いのWindowsのbitに合わせてください)を古い方のフォルダに移せば、DAWが新しいKONTAKTを読み込むことができるわけです。

ちなみに、古い方のKONTAKTのdllファイル3つは、もう削除しても問題ないとは思いますが、それで万が一何かあっても責任は持てないので、「どこか適当なフォルダへ移動」と表現した次第です。

僕は念のため、古い3つのファイルをZIPで固めて、一応取っておいてあります。必ずしも最新版が信頼できるとは限らないですからね。

というわけで、お試しあれ!